cicahouse’s diary

鹿で結ぶモノづくり集団のブログ

さぁ猟の準備だ

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さぁ、猟の準備だ

さて、火曜日です。猟師です

火曜の深夜といえばフリースタイルダンジョンですね。
YouTubeのアドレナリンch、R-指定 VS 晋平太 最高でした~~
いつか生のMCバトル観にってみたいもんです

かなりホビーな話になりましたが、
今回は猟期に向けて今している事をツラツラしていきます

          金属パーツのイガグリ煮

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栗の季節ですね。ただ主役はイガグリ

僕は罠猟でくくり罠を使用しています。
落としである罠部分はイノホイで購入して、バネ部分をOSP商会で部品集めて
作成するようにしています。 いずれは落とし部分も・・・・って思ってます

去年、くくり罠してて思った事は金属光沢って結構というかかなり目立つ
夜間活動している鹿・猪からしたらもっと気になるんだろうなと思いました。
そこで村内の若手猟師さんに教えて貰った
            

         イガグリ煮試してみました

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イガグリ煮の脅威の染色力!

 <材料>

・寸胴   1つ 今回は50L程の物   アマゾンで7000円位で買えました

・イガグリ   30個ぐらい 寸胴の1/5 aka 底が隠れるくらい

・水    金属パーツが全部漬かるくらい

 <手順>

・寸胴にイガグリと水を入れる   僕は1番寝かしました。・・時間が無くて

・火にかける           臭くないけど匂いが発生するので野外推奨

・湯気が出るくらいまで加熱    今回は2時間加熱して放置(1晩)

*ワイヤーを縛ったまま入れるとワイヤー同士が接触してるところは染まらないので

 偶に動かしてあげるが吉!

*もし色の付きが甘かったらもう一回加熱してみて下さい

 

結果

4mmワイヤーなんですけど写真右の正方形の写真観て下さい。
下側にある白いワイヤーも去年、落ち葉で煮て1シーズン使ったものです。
上側にあるワイヤーはイガグリ煮したもの。

                歴然の差
より戻し(写真中央 下)は真鍮製なんですが、一緒に煮ても色着かず・・。

左側のマットなより戻しは去年の物です。

真鍮は経年変化する渋い素材なので、しばらく外に置いて金属光沢を軽くします
ステンレス製の押しバネも長い事煮たら色が乗りました。

いがぐり煮のメリット・デメリット

イガグリ煮のメリット効果は

・金属光沢のマット化   ・金属臭からイガグリ臭へ  

未検証のデメリット

・加熱におる剛性低下

僕は煮てひと手間で「自信もって罠を設置できる」の一点がすごい大事だと思っています。強度の低下も無視できないですが。
追々検証します。

 

狩猟道具考

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困った」と「おもちゃ

1.トレイルカメラ

 動態検知カメラで動いたものに反応してシャッターであったり、動画が

撮れちゃいます。夜間も赤外線センサーでバッチリ
 これを鹿の出そうな所に仕掛けて鹿や偶に映る他の動物の日常を楽しんでいます。
Amazonに5000円~10000円がボリュームゾーンで色んな機種があります。

「似た目的で」もし買うなら ・画角120度 ・不可視赤外線 をお勧めします
・コイツの問題点

写真に書いているのですが、固定用底盤と取り付け金具が付属してきます

                が

全く、使えない。錆びるし。固定力(保持力)が無いし。
デジカメ用の雲台が使えないか検討中です。
高い位置で見下ろす形が一番よく働く道具だと思うので

いいアイデアあったら教えてくださいー。

2,.単眼鏡

聞きなれないですが双眼鏡の片側バージョンです。
購入理由として、僕コンタクト付けてても見えにくい事が多い
山の生物ってよーく隠れていて見つけられないんですよ、だからもっと生物観察
する為にレビューで評判の良かったこのおもちゃを買いました。

今日、使ってみましたが明るく見れるし、良い感触でした。
勝手に猟銃使う時にスコープ覗く感覚の練習になりそう。

                           猟師   てらした