狩猟試験結果/狩猟的な本てげてげ書評
どもどもー猟師回です。
お久しぶりです、最近の更新頻度下がり方がCICA HOUSE内でも
ミーティング議題になり、この度曜日当番制になりました。
そんな僕は火曜担当
渡部・いとうあさこをヒルナンデスで見たら僕の事思い出してください
銃猟試験の結果は
合格
まぁ、手応えしかなかったですし。通過点です
そんなことより
教習許可が全く下りない、はよー警察はよー!
連絡取り合っていますが、きっと調べる事がいっぱいあるんでしょうね。
待ち遠しいです
狩猟関係の本を月1~2冊程度よんでいて、まだニッチな分野なのか
そんなにレビューも多くないので僕が+1するつもりで書いていきます
よくある☆指針
猟法参考になる度 ★★☆☆☆
浪漫度 ★★★☆☆
猟師飯度 ★★★★☆
もうちょっと詳しく
この本の舞台は宮崎県
著者の「飯田豊」さんは国内外の風土をテーマにルポを書かれている方で
宮崎県で長年にわたり狩猟を研究していたけど、同行した猟では
ほとんどが不猟のモッテない人。
そんな飯田さんが唯一掴んだ希望がこの本のメインキャストである「林豊」さん
彼は長年している猟師さんたちでさえこの地域では一番の罠猟師と言われる方で
飯田さんはこの方に惚れ込んで行くわけです。
疑問点
この方は獲れた物を基本食べています。
その解体方法としては
捕獲→屠殺→カワハギ→内臓だし→精肉
のサイクルは変わらないのですが、川に付けた状態で皮を丁寧に剥ぎ、内臓出し
文章の感覚でいうと1.5時間~近くかけて丁寧にカワハギ、
・その間ずっと内臓入ってんのか~自分だったらちょっと怖いです。
九州はイノシシを皮ごと食べる文化があるようでその中で湯剥きの文化もはぐくまれたそうです。
・自然物を使ったくくり罠
現在の僕の肌感覚として罠の主流は「押しバネ式足くくり罠」
林さんは「木の弾性を使った足くくり罠」チンチロのやつです
引きばねでなく、木のしなりを利用した罠です
仕組みが立木にワイヤーを巻き付けて弾性を利用するのですが、
色々と危ないし、僕の地域では出来ないなーという印象
弾性を利用できる位の木ですから細い木なんです、なので獲物が掛かった時に
木毎持っていかれるかも・・近くにいたら危ないですね
あと、木がダメになったりすると所有する土地じゃないと土地主からクレームが
来るかもしれないって事
良かったところ
飯田さん視点で林さんのカッコいいがいっぱい詰まった写真であったり文章でした
僕は猟師はロマン枠な仕事だと思っているので
観た人が感じて、惚れちゃう様っていうのは羨ましく、自分も目指したい領域です
写真がしっかりある
罠であったり、場所であったりカラー写真もあるので、感じ取れる人は
そこから林イズムであったり罠の仕組みを上手く拾えるんじゃないかと思っています
総評
買うかどうかは置いといて読んでみていい書籍だと思います。
図書館で探してみましょー