cicahouse’s diary

鹿で結ぶモノづくり集団のブログ

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猟期までの準備 その2

どもども、毎週火曜日は猟師の日です。
今日のアイキャッチの写真は猟場の景色です。
下にある低層木はミツマタ(三椏)和紙の原料かつ鹿が食べない植物の一つです。
このミツマタは紙幣の原料として使われるのは置いといて

凄いいい匂いがします。フローラルです。柔軟剤に使いたいです。
誰か香油作ってくれないかな。 花もよい。雪が解けたら見に来てください

 

 囲い罠ってどうなん?

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「檻」じゃなくて「囲い」

えっ囲い罠分かりませんか?

あの天井は無くて4方がフェンスとかで閉ざされてる系の罠です。

北海道などでは大規模(周長2~500m以上)で行われています
今の所、実験でしてるイメージです

この罠だと、檻とかと違って動物が暴れたり、ストレスを感じにくいらしい!

一番のメリットは「多頭捕獲」で上手い事いくと10頭以上取れちゃうんですから
これはもうロマンと言って差し支えないです

www.youtube.com

本州で大規模な囲い罠をしていた所に問い合わせすると 以下の返事が

  • 十分な誘引が必要だよ
  • 個体数の多い所でやろうね
  • 初年度10頭以上だけどどんどん減ってきているよ
  • 鹿侵入用のゲートの大きさは途中で大きくしたよ
  • 警戒心の低い小鹿が獲れやすかったよ

と、細かい所もあるのですがザックリこんなお返事頂けました。
僕の今年度の目標は耕作放棄地を使った囲い罠検証なので、とても参考になりました。

大規模な物を作る資金・時間的余裕なんて無いので
小規模囲い罠していきますよ           続報お待ちください


FEEDERって何?どうなん?

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英語使ったらカッコいいって思ってる人です

写真左:FEEDER(ふぃーだー)です。直訳すると「飼育者」

    意訳的には、自動給餌装置です
海外のサイトで見つけた、鹿飼育誘引の考えです。


鹿ちゃんがパイプから食べても、パイプ内のエサがワラワラと出てきて鹿ちゃん達に都合の良い状態を作り出して太らせ、最終的に囲い罠に誘引、捕獲しちゃう装置です。
この罠の良い所は、「誘引餌が雨に濡れない」

今の時期って天気がフラフラちゃって雨が降る事があるので、そうすると折角撒いた

エサが雨で台無し。濡れたエサを基本シカは食べませんので撒き直しです。

そうならない様にパイプに収納しちゃうわけなんです。更に更に

Dehumidifier付いてますから。

 

Dehumidifier…つまり除湿装置

 

装置とか言っちゃってますが、靴用の竹炭です。
カッコ着けました。何となく入れてみました。

今の所FEEDERに固定客はいません。まだまだ要観察です

 

CICA HOUSE今年最後の出店予定

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大阪 森林の市2019

大阪です。しかも鹿も1万人以上集まる大型イベントです。
是非皆さん来てください。
blog観てますって言ってくれた方には「有難う」って言いたいです

大都会大阪に飲み込まれないように頑張りますよー

 

             猟師・海外鹿狩猟事情アドバイザー5級 てらした